グランドハイアット出身、クープドモンドで総合優勝経験もある藤本シェフの「エチエンヌ」。
鎌倉「雪乃下」から独立した宇治田シェフの「ジュンウジタ」。
パークハイアット、ペニンシュラを経て独立した朝倉シェフの「アブルーム」。
……などなど、2011年は、実力シェフによるパティスリー開業が相次いだ年でもありました。
震災の陰でこうした明るいニュースが聞けたことは、きっと多くの人の励みにもなったのではないかと思います。
吉祥寺にオープンした「パティシエ ジュン ホンマ」も、そんな実力シェフによるパティスリー。
シェフは、高円寺の人気店「ラレーヌ」オーナーシェフ、本間淳さん。
パティスリー激戦区である吉祥寺へ、自身の名を冠した2号店の出店です。
親しみやすいお菓子が中心の本店とは異なり、2号店はややスタイリッシュで本格志向のお菓子が並びます。
看板商品の「王妃のロール」も、2号店では封印。
方向性を変え、新境地を拓こうというシェフの思い入れが伝わってきます。
モンブランやシュークリーム、ダックワーズなど、同じお菓子で異なる味を揃える商品も。
もっかの人気は、ボックス入りのクッキー。
450円前後で20種類近くが並び、気軽なギフトに好評だそう。
厨房も見せていただきましたが、意外に広い!!
レゴー社のミキサーなど、厨房機器も最新鋭。
ここから新しいお菓子がどんどん誕生していくのだな、と思うとワクワクします。
まだ足を運べていないお店も多いのはプロ失格なのですが…
ちょっとずつブログでもご紹介していきたいと思います。